デラシネのーと

けーごの雑記

盗汗

 

寝汗のことを、盗汗【とうかん】とも呼ぶそうです。けっこう面白い。それで言うと、昨日はかなりの汗を盗まれました。ここのところの寝苦しさにはウンザリするものがあるし、起きたら起きたで蒸してるし、この雨季の居直り方たるや、まさに盗人猛々しいといったところでしょうか。早めに取り締まってほしいです。

 

僕の一番好きな季節は「秋」でして、何故かと言えば単純に、起承転結で言うところの「転」だからです。あれ、あんまり単純じゃないか。イベント目白押しのくせに期間的には無いも同然みたいな、あの鮨詰め感ですね。

僕は学校が大好きな人間だったので、なんとなくクラス友達との仲も気の置けないものになってきて結束も強まるうえにイベントに事欠かない、ああいうワチャワチャした時間がめちゃくちゃラブでした。

あと夏から冬への変わり目ってだけでなんとなく寂しい気分になるあの感じですかね。いや、今更だけどこれってすごいことですよ。特に感慨も物思いもないのに人間がなんとなく寂しくなるように仕込まれてるって、四季の顕著な日本特有のものではないですかね。すごい国だなー。

 

 

ところで、梅雨ってなんで四季に入れなかったんですかね?五季じゃ駄目だったんですかね?干支に入れなかった猫みたいな不遇さ。知ってる人いたら教えてください。